落語ＣＤ,落語カセット〜上方＆江戸落語、古典＆新作落語、出囃子、寄席太鼓まで

人間国宝 桂米朝。
多くの弟子を育て、酸いも甘いも知り尽くした語り口は他の追随を許さない。話芸としての落語を極め、その人物描写はあたかも、江戸時代にタイムトリップしたような錯覚に漂わせてくれる。上方落語の復興を目指し、それを成し遂げた米朝落語をぜひ、ご堪能ください。

研究熱心で知られた故 桂枝雀。
米朝譲りの話芸に加え、独得の風貌を生かした顔芸で、言葉が通じにくい外国人にも落語を普及させた。臨場感とリズム感あふれる語り口はついつい引き込まれていく。 今もなお多くの落語ファンを魅了する爆笑落語の旗頭、桂枝雀の落語をお楽しみください。

桂米朝の後継者と目され、桂米團治の名を継ぐ予定だった桂吉朝。
芝居噺を得意とする一方、師匠の桂米朝ゆずりの大ネタに、現代っぽいセンスにあったくすぐりを加えて、 桂吉朝独自の世界を楽しませてくれました。
余りにも早い死・・・もったいなすぎます・・・

二代目 桂枝雀の弟子。
研究熱心で、お囃子入りのハメモノ落語を得意とするほか、珍しい外題にも積極的に挑戦。
老人から子供まで家族で楽しめる落語の普及をめざし、活躍中。

NHKの大河ドラマ『新選組!』の山崎烝役や、朝の連ドラ『ちりとてちん』の徒然亭草原役で人気を博した桂吉弥。神戸大学教育学部卒業で、小学校の教師志望だったが、現状の教育現場に不安を覚え、落語界に身を投じた変わり種。

四代目・桂三木助：落語集（ＣＤ３枚組）

落語界のシティーボーイと異名をとった落語界のサラブレッド、四代目・桂三木助の貴重な落語CD集。おばけ長屋、ねずみ、浮世床、死神、百川、小言幸兵衛を収録。

学生時代から落語にはまり、古典落語、創作落語、２つの山頂をめざす……かは知らないが、とにかく、なんとも頼りない男と今風、女の子を語らせたら天下一！。
柳家喬太郎の創作落語、心ゆくまでお楽しみください。

市助酒、三十石、天王寺詣り、らくだ、一人酒盛りなどが有名な実力派。
酒の噺は特に秀逸。 昭和６１年に亡くなられましたが、その４ヶ月前まで高座をつとめられました。

上方落語の実力派。重厚味あふれる芸風で、じっくり聴かせてくれる。
故六代目・笑福亭松鶴師匠より「笑福亭の噺を一番うまいこと受け継ぐ」と認められていた話も有名。

今４０代の関西人にとって、鶴光といえばオールナイトニッポン！
あの深夜のヒーローが、上方落語の雄として戻ってきました。
豊富な歴史知識や逸話を巧みに織り交ぜ、得意の下ネタも粋に配し、最後はホロッとさせる名調子。江戸仕込の上方落語、ぜひ聴いてくだされ。

「どんな落語を演りたいですか」と尋ねられ、
「古典です。僕が生きている間だけでも、時代に合わせて皆さんがスッと入れるように演りたいんです。」と即答した、天性の落語家。江戸弁による軽妙洒脱な語り口と絶妙の間が醸し出す、落語の面白さ、奥深い味を、ぜひお楽しみください。

”落語界のイチロー”と言われたという噂の噺家、春風亭昇太。
噂の真偽はさておき、うってよし、守ってよし、走ってよしのイチローと同じく、新作落語、古典落語、さらには司会と、破天荒の活躍を続ける落語界期待の星。
師匠 春風亭柳昇ゆずりの新作落語はもちろん美味だが、濃い目の味付け（アレンジ）の古典落語も聴きごたえあり！

「星の王子さま」こと三遊亭円楽（三遊亭圓楽）の落語。
江戸落語では珍しく、タレントとしての人気が先行した円楽だが、師匠に注意を受けて以降、 『笑点』司会以外の仕事を全て降板し、落語一筋に打ち込んだ。
豪快な笑いと気障な風情が持ち味で、人情落語の名手。聴かせてくれる噺家さん。

独創的な創作落語を生み出し、熱狂的なファンを持つ実力派、三遊亭円丈の幻のCDシリーズ。
古典落語の代わりの創作落語、新作落語ではない。諷刺とクロさと、それでいてくどくないサラリとした味わい。
三遊亭円丈にしか出せないフラを感じる落語名演集。

若き日の立川談志：談志落語＋漫才
源平盛衰記、笠碁、堪忍袋、鼠穴など（ＣＤ２枚組）

1960年代後半の立川談志の落語はなんとも粋でいい。登場人物のやり取り、テンポはいいし、臨場感たっぷり、聞いていると自然に江戸の町が浮かび上がる。うまいもんだぁ・・・。

落語界の人気者 立川談志師匠が遂に逝かれた。
追悼盤落語ＣＤには、立川談志自薦の『やかん』『天災』を収録。
型破りな言動や行動も、本気に裏打ちされた卓越した芸と、落語への情熱があればこそ。立川談志落語をたっぷりとどうぞ

「噺家なら古典はできて当たり前。自分の存在価値は新作に問う！」という言葉は、 師匠談志ゆずりの芸へのひたむきでまっすぐな姿勢から。期待の実力派、立川志の輔。
　近年は笑いの中に、胸をぐっと熱くする人情噺を取り入れた創作落語がおススメです。

故 桂吉朝もみとめた爆笑落語の若き旗頭。
くだを巻き、いたずらをし、啖呵をきる、生き生きとした下町の人々の、ユニークながらも強い生き方・・・。爆笑の中、人の世のあったかさを描く。

はじめて落語ＣＤを買う人にお薦めの落語家さん。
１．かくぜつがいいので、ＣＤでも聞き取りやすい
２．登場人物の使い分けが絶妙で、人柄の違いもわかりやすい
３．とりあえず、おもしろい！
あなたもぜひ、林家たい平の落語をお楽しみください。