明治の文豪・夏目漱石の小説、エッセイの朗読CDを紹介&通信販売。
中高教諭を経て英留学後、『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『草枕』など軽妙洒脱で読みやすい作品が人気に。その後、人間のエゴと倫理観の相克、葛藤や苦悩に注目し、『彼岸過迄』『行人』『こころ』を発表する。特に『こころ』は漱石の半生伝とも云われ、夏目文学の最高傑作と評されている。
幅広い作風を示しつつも、人間をきちんと見つめ、生き生きと描き出した夏目漱石。朗読CDでぜひお楽しみください。
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夏目漱石 朗読CD | |
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夏目漱石 『草枕』 朗読:日下武史(CD5枚組) |
8,030円 |
夏目漱石の小品・随筆朗読集 文鳥、手紙、点頭録、 琴のそら音、余と万年筆(CD4枚組) |
6,600円 |
夏目漱石 『坊ちゃん』完全朗読版 風間杜夫(CD4枚組) 『坊ちゃん』の朗読CDでもっともオススメの作品。躍動感があり、元気で前向きな一方、危うさや揺らぎを感じる。どこか大人になりきれない『坊ちゃん』を、 風間杜夫が朗読しています。欠点も含めて主人公が好きになれる『坊ちゃん』は、人間まるごとを受入れる人間讃歌のような面白みを感じます。 |
5,720円 |
夏目漱石 『 門 』(CD10枚組) | 5,500円 |
夏目漱石 『吾輩は猫である』 (CD20枚組) |
5,500円 |
夏目漱石 『それから』(CD14枚組) | 5,500円 |
夏目漱石 『 門 』(CD10枚組) | 5,500円 |
夏目漱石 『 三四郎 』(CD12枚組) | 5,500円 |
夏目漱石 『 こころ 』(CD10枚組) | 5,500円 |
夏目漱石 『 彼岸過迄 』(CD12枚組) | 5,500円 |
【朗読】夏目漱石:小品/短編小説 倫敦塔,薤露行,趣味の遺伝,琴のそら音,など7編 (CD7枚組) |
5,500円 |
夏目漱石 『坊ちゃん』 全編(CD4枚組) | 2,619円 |
夏目漱石 随筆・エッセイ15編 - 硝子戸の中 -(CD) |
2,200円 |
心に響く手紙・書簡集 夏目漱石・円谷幸吉・ 織田信長・野口シカ など(CD) |
1,650円 |
【朗読】夢十夜 〜夏目漱石が見た十の夢の話〜(CD) |
1,650円 |
現在完売中 | |
夏目漱石 漱石文学 小説朗読 三四郎、門、こころ (CD31枚組) |
63,800円 |
夏目漱石 『 夢十夜 』:朗読 鈴木瑞穂 (CD) | 2,200円 |
夏目漱石作品を原作とした映画、テレビドラマのDVD、ブルーレイはほぼ全作取り扱っています。未掲載の際には電話、FAX、メール等で問い合わせ、ご注文ください。
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夏目漱石原作映画 | |
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映画・吾輩は猫である(DVD)
一匹の猫の眼を通して、通俗的な社会にはかない抵抗をしめす中学教師・珍野苦沙弥先生たちの姿を風刺とコメディ感を交えて描いた夏目漱石の『吾輩は猫である』を市川崑がリズム感溢れるなんともやさしい映画に仕上げた。主演は仲代達矢。本編116分。 |
2,750円 |
漱石文学 授業教材 | |
名作ガイド こころ(DVD)
近代文学を、それぞれ10〜20分で紹介する名作ガイドDVD。映画やアニメによるあらすじの紹介、さらにその作品の背景、著者についてのわかりやすい解説を収録。本作には夏目漱石の『こころ』をはじめ、梶井基次郎の『檸檬』、太宰治の『人間失格』を収録。 |
6,160円 |
名作ガイド 坊ちゃん(DVD)
近代文学を、それぞれ10〜20分で紹介する名作ガイドDVD。映画やアニメによるあらすじの紹介、さらにその作品の背景、著者についてのわかりやすい解説を収録。本作には夏目漱石の『坊ちゃん』をはじめ、森鴎外の『高瀬舟』、『舞姫』を収録。 |
6,160円 |
夏目漱石の想い出 | |
和辻哲郎・エッセイ集 夏目先生の追憶,京の四季, 露伴先生の思い出ほか1題(CD2枚組) |
3,300円 |
夏目漱石が『吾輩は猫である』の中で「送籍という男が一夜という短編をかきましたが、誰が読んでも朦朧としてとりとめがつかないので・・・」と記した不思議な作品。
《朗読》藤田美穂アーサー王伝説から。円卓の騎士ランスロットをめぐる3人の女性の運命を描く。
《朗読》黒河内雅子夏目漱石がイギリス滞在中によく訪れたカーライルという歴史家の旧邸。その感想、思い出を綴るうちに・・・。
《朗読》藤田美穂夏目漱石の随筆・エッセイ15篇を収録。見知らぬ女性の訪問、旧友との再会、亡き母の面影・・・。迫りくる死を予感しつつ、終日書斎に座し、人生と世相について思索した、人間・夏目漱石。その最晩年の姿に自らの今を投影してしまう作品です。
《朗読》日下武史「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」
名文句で有名な漱石不朽の名作。画家である主人公が、山中の温泉宿で、出戻り娘である那美に出会い、その娘の「憐れ』の中に「美」を感じていく。夏目漱石独自の精神世界を絢爛な文章で描く。
主人公が憧れた「先生」は、若き日に下宿先の娘さんに恋心を抱き、結果的に親友を自殺に追いやってしまった。罪の意識に苛まれ続けた先生は、ある決断をするに至る・・・。
先生と私、両親と私、先生と遺書の三部構成で書かれており、人間だれしもの心底に潜むエゴイズムと人としての倫理観、その葛藤と苦悩が見事に描き出される。
下宿の婆さんに死を知らせる鏡の話を聞かされた主人公。突然の雨や葬式行列、犬の遠吠えの変化に不安を感じ、病の婚約者を訪ねるのだが・・・。
夏目漱石、青春小説の傑作。西洋文化を取り入れ日々変貌する東京を舞台に、九州男児の三四郎が成長する姿を綴る。日進日歩で変化する明治の日本を感じさせる一品。
福岡から東京帝国大学に入学した小川三四郎は、東京で多くの出逢いを経験する。同郷の先輩・野々宮宗八、友人の佐々木与次郎、英語教師の広田萇、広田の旧友の妹・里見美禰子や野々宮の妹・野々宮よし子などの女性たち。多くの出逢いの中で、三四郎は自分を取り囲む三つの世界の存在に気づき、翻弄されていく・・・。
旅順で戦死した「浩さん」の遺髪が埋葬された寂光院の墓に手を合わす美しい女性を手掛かりに、人の縁の不可思議さを綴る短編小説の名品。
《朗読》黒河内雅子「他人の妻を愛する権利が君にあるか」。
メロドラマのような物語の中に人間の普遍的な本質をえぐる。子供を失い、妻の三千代の病状も悪化、夫も職を失う・・・。親友夫婦の苦境を見かねた援助を続けていた長井代助だったが、いつしか忘れていた三千代への恋心が甦り始める。代助と三千代はどのような未来を選ぶのだろうか・・・
縁談話をとりもつことになった夏目夫妻だが、なかなか話が進展しない。見かねた漱石は、男性の出張先へ向かうのだが・・・。
《朗読》大河内葉子第一次世界大戦中に書かれた夏目漱石の、世界大戦と軍国主義の行方についての評論文。
《朗読》大河内葉子大学卒業後、職探しを続ける田川敬太郎。ある時、友人の須永の叔父・田口に、一人の男を尾行を依頼される。尾行する男は須永のもう一人の叔父、松本であった。須永は田口の娘・千代子と恋仲だったが、結婚の決断ができぬまま、時間が過ぎていった。事情を知った松本が須永に意見をするが、それでも須永は結婚に踏み切れない。気持ちを整理しようと須永は旅に出るのだが・・・。
《朗読》 窪田涼子門弟の鈴木三重吉の勧めで、一羽の文鳥を飼いはじめる夏目漱石。美しい姿や仕草にかつての女の姿を重ね合わせるのだが・・・。
《朗読》大河内葉子中世アーサー王時代の騎士物語、ウィリアムと夜鴉城のクララ姫の悲恋をテーマに綴られる物語。
《朗読》藤田美穂親友・安井の妻、お米を奪い取った野中宗助。罪悪感からひっそりと日々を送る宗助とお米の元に、宗助の弟・小六が転がり込む。遺産問題なども絡む小六との同居は気苦労も多くお米は寝込んでしまい、さらに行方不明だった前夫・安井の消息が届く。罪悪感と恐怖で苦悩する宗助は救いを求め、鎌倉へ参禅するのだが・・・。
我欲と倫理観、善悪の間で迷い、社会から逃れるように暮らす夫婦の苦悩や悲哀を切々と刻むように描き出した秀作。
軽妙で明るく洒脱。夏目漱石文学の魅力的な一面を代表する小説。
日露戦争前夜の日本。高校の英語教師・苦沙弥先生宅に飼われる名なしの猫がみた人間社会。苦沙弥先生の友人の美学者・迷亭、物理学者・寒月など、さまざまな個性あふれる登場人物が織りなす人間喜劇と痛烈な社会批判はなかなかに愉快で、人間ってこんなもんやなぁと楽しませてくれます。
親譲りの無鉄砲で小供の頃から損ばかりしている
有名な書き出しで始まる初期の痛快青春小説。大学卒業後すぐに松山の旧制中学に赴任した新任数学教師『坊ちゃん』のハチャメチャ教員生活を描く。『吾輩は猫である』などと同様、明るく楽しい作風。漱石作品中、もっとも読まれている小説であり、どこか大人になりきれない、でも大切なことを見失わない主人公の活躍はなんとも言えないさわやかな読後感を感じさせる。
こんな夢を見た・・・
有名な書き出しで知られる夏目漱石の名短編。夏目漱石が見た10の不思議な夢の世界。急激な近代化の時代に生まれ、孤独な幼年時代をすごした夏目漱石の深層心理に迫る一品。
夏目漱石が綴った万年筆についてのエッセイ(随筆)。
《朗読》大河内葉子イギリス留学中に見物したロンドン塔を題材に綴られる。イギリスの血塗られた歴史・・・幻想と現実が去来する。
《朗読》藤田美穂